イヤイヤ期を過ぎてみて
「あの時の僕は本当にひどかったよ」

年長の時に息子がつぶやいた言葉です。
長いイヤイヤ期に、あらゆることに「イヤだー!」と主張した息子。
言葉を発せない時は、怒り、泣き叫び、首を横に振り続け、物を投げたり、怒り過ぎて壁を噛んだり。

言葉を話せるようになった時には「ガマンしたくなーい!!」と怒り叫んでいました。
その様子が聴こえてくるお隣さんが息子につけたニックネームは「やだもん」。
本当にぴったりです。

ご飯を食べる、歯を磨く、手を洗う、髪の毛を洗う、お風呂に入る、歩く、トイレ、出かける・・・・
全てに「やだもん!」
終いには「我慢したくなーい!!」
そうでしょう、君の気持ちはよく分かります
こんなとき、母として、君にどんな風にすれば良いのかは分かりません。
どんな風に対応することが良いのか?
厳しく言うべき?
待つべきか?
しつけ?
頭の中ではグルグル、色々な考えと思いが回ります。
時に(頻繁に?)堪忍袋が切れては、怒りたくないのに、感情的に怒ってしまい、そんな自分に落ち込むことも。
そんな数年を経て、5歳になった息子が呟いたのが「あの時の僕はひどかった」でした。
「どうしてあんなにひどかったのか、全く分からないよ」

そう自分を振り返る息子と話をしていて、あの時の苦労が報われた気がしました。
決めつけないで、迷いながら、息子を見つめ、自分を見つめ、息子と自分と向き合ってきてよかった。
そう思えました。
その息子も10歳になり、この5年間にも何度かの「イヤイヤ期」を迎え、迷い、一緒に乗り越えてきました。
きっとこれからも「イヤイヤ期」があるのだと思います。

子どものイヤイヤ期は、みんな違うなぁ〜と思います。
長女のイヤイヤ期も大変だと思いましたが、それとは比較にならないくらい大変だった息子のイヤイヤ期。
そして、それぞれの形で、それぞれの時期で、変化、成長していく子どもたち。
それに寄り添うお母さんが、心も体もホッとできる時間を過ごしてもらいたい。
レメディではそんな思いで、子育て中の女性の心と体のケアをさせていただいています。

レメディのセラピー(気功整体、心身回復ヨガ、アロマテラピー)とカウンセリングは、お子様とご一緒でもご利用いただくことができます。
どうか1人で悩まずに、何かのときにはこんな場所もあるのだと、心の片隅に置いていた
だければ幸いです。
ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。