その人の体に合わせたヨガで体と心の健康づくりを

「ヨガは体と心の両方に良さそうだからやってみたいな．でも，体が柔らかくないとできないんじゃないかな…．」そうした印象を持つ方もいらっしゃるかもしれません．

では，体と心の健康のためにヨガをする場合に体の柔軟性は重要なのでしょうか？

REMEDYでは，体が硬い方にも，運動に制限がある方にも行っていただける健康法（ヨーガ療法）としてヨガを指導させていただいています．その理由は，ヨーガ療法には，体が硬い方や運動に制限がある方にも行っていただけるヨーガの体操が複数あり，その人の体の状態に合わせてヨガを行うことで，体と心の健康効果を得ることができると考えているからです．さらに，近年のヨガに関する研究では，体と心の健康に役立つヨガの効果を得るために，柔軟な体であることが重要ではないことを教えてくれています．

私たちの心身の健康を支えるヨガの効果として，研究で多数報告されているものには以下のようなものがあります．

体：自律神経調節機能や内分泌系（ホルモン）機能，免疫機能の改善など

心：不安の軽減，気分の改善，感情調節能力の向上など

脳：認知機能の向上など

こうした体-心-脳に対するヨガの効果は，健康的な体や安定した心，集中して物事に取り組める脳の状態をつくることによって，生活の質を高めることが期待できます．

では，ヨガの何がこうした健康効果を生み出すのでしょうか？

これまでに報告されているヨガや運動，呼吸法，瞑想法などの研究結果は，こうした健康効果を生み出すのに重要だと思われる次のようなヨガの要素を教えてくれます．

・穏やかな運動

・ゆっくりとした呼吸

・意識的な呼吸調節

・マインドフルネス

これら４つの要素を組み入れたヨガは，体の硬い方でも，運動に制限がある方にも行っていただくことができます．REMEDYでは，どのような体の状態にあっても，その人の体に合わせて行えるのがヨガの良いところであり，その人の体の状態に合わせてヨガを行うことで，体-心-脳に対するヨガの効果は得られると考えてヨガレッスンを提供させていただいています．